11歳少年が近所の4兄弟から性的暴行の被害に HIV感染で死亡する悲劇
長いあいだ被害を伏せた結果、HIV感染に気づくのが遅れてしまった。
何年も性的被害に耐え、重い病気に…。まだ幼い男の子が死亡する最悪の事態になってしまったことを、『The Sun』などの海外メディアが伝えている。
■体調を崩した男の子
昨年のこと、ボリビアで暮らしていた男の子(11)が体調を崩し、病院で検査を受けた。その結果、男の子はHIVに感染していることが判明した。
関係者たちが男の子に事情を聞いたところ、2年以上も前から近所で暮らす4兄弟より性的暴行を受けていたことが明らかになった。男の子は「遊びに行く」と言って兄弟たちを訪問し、その後に繰り返し襲われていたというのだ。
■男の子の死
男の子の話を聞き、驚いた家族が通報。しかし感染からしばらくたっていたこともあり、男の子の体調は悪くなる一方で、数日前には病院に搬送されるも昏睡状態に陥った。
そのまま心肺停止状態になった男の子だが、一度は医師が蘇生に成功。だがそれに続きまたしても心肺停止となり、男の子は帰らぬ人となった。男の子と兄弟が知り合った経緯、双方の家族の関わりなど、詳しいことは報じられていない。