桝太一、「おもちゃ✕宇宙開発」の最新技術に大感激 興奮気味に開発者を質問攻め

元日テレアナウンサーの桝太一が東京おもちゃショーに登場。次々紹介される最新技術の数々にテンションが上がっていき…。

桝太一

元日本テレビアナウンサーで、現在は同志社大学ハリス理化学研究所専任研究所員の桝太一が16日、東京ビッグサイトで行われた「東京おもちゃショー2022」タカラトミーブースに登場。おもちゃと宇宙開発をかけ合わせたプロジェクトに熱視線を送った。


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■すごいマシンができた…!

桝太一

この度タカラトミーから発表されたのは、JAXA、同志社大学と共同開発を続け、プロトタイプを完成させた超小型の変形月面ロボット「SORA-Q(ソラキュー)」。JAXAの小型月面着陸実証機「SLIM(スリム)」に搭載され、近い将来、月面でのデータ取得を行う予定だ。

同機はタカラトミーが培ってきた小型で高性能という「玩具技術」が盛り込まれた、世界でも珍しい球体から変形する最新マシン。重さ約250グラム、直径は約80ミリと小型だが、変形すると球体が横に伸び、外殻が車輪となり前進、後退する構造となっている。

桝太一

車輪の高さを自動調整することで地形の影響を回避した走行も可能となる。前後2つのカメラが搭載されており、周辺環境を撮像することが目的だ。

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■まるで番組MCのよう…!

桝太一

実機がステージ上に登場すると、目を見開き感激する様子を見せた桝。

「一番ワクワクするタイミング! 記者の皆さん、いまのうちにピントを合わせておいてくださいね!」と研究者ながらMCさながらのアナウンスを行い、会場を盛り上げる。

SORA-Qが動き始めると「指示は実際にどこから出るんですか?」「車輪がガーッと回る感じというよりかは、うねりながら動くような感じなんですね」「砂浜の生き物をイメージさせますね」「ウミガメやハゼなどの動きに似ている。観察して研究されたのですか?」と開発者たちに次々質問を入れた。記者陣が聞きたかったことをすべて代弁してくれている…!


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■最初に触れる科学が「おもちゃ」

桝太一

最後に感想を問われると、「我々が科学に触れる最初の瞬間が『おもちゃ』だと私は思います。まさに身近なサイエンスコミュニケーション。それが今回、宇宙にまで繋がり、宇宙が手元にあるという感覚まである。本当に素晴らしいことです」と感慨深げ。

今回のプロジェクトは桝が表したように、日本が誇るおもちゃづくりの技術を発展させた好例だ。「子供たちにも夢が与えられる。様々なプロジェクトが進んでいけば嬉しいですし、私はわかりやすく説明するなど、その一助になればと思っています」と満足気だった。

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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

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