高橋克典が司会を務める波瀾万丈人生ドラマ 『ワタシが日本に住む理由』
「極貧と差別に打ち勝った歌手！」ほか、個性的なゲストが3週にわたって登場する。
■「信州に山々に惚れ込んだ若女将！」
6月22日放送。ゲスト：ノエル・ライカーズ（オランダ出身）
オランダにあるベーク・エン・ドンク出身のノエル・ライカーズ氏は日本に住んで6年。何ごとにも飽きっぽかった少女だが日本神話に夢中になり、16歳でニッポンへ。信州に恋した彼女は、帰国するも北アルプスの景色が忘れられず再来日。
観光レジャー会社に就職、温泉旅館のサラリーマン若女将になり、海外のお客様にも日本の“おもてなしの心”を伝えるべく日々修業中。そんな、温泉旅館の若女将は、温泉に入ったことがない…。
高橋：神話好きが高じて日本に興味を持った人ですよね。
繁田：この番組ゲストは、大体アニメや漫画からってパターンが多いんですけどね。
高橋：安曇野や松本に惹かれて住んでいるのも、どこか神話性に惹かれてる部分もあると思う。信州に恋して今は若女将として頑張っている。
繁田：なのに意外にも人前で裸になるのが恥ずかしくて温泉に入ったことがないという。まさかの展開も見どころですね。
■「日本とトルコの伝統建築の研究者！」
6月15日放送。ゲスト：齋藤バイマーヤンジン（チベット出身）
トルコの港町出身のヴァル・エリフ・ベルナさんは日本に住んで10年。故郷の伝統木造家屋が消滅の危機…昔ながらの農村風景を守りたいと、伝統木造建築の保存技術と知恵を学ぶために日本へ。
京都大学院生時代に研究した世界遺産・五箇山合掌造り集落を再び訪れ、お世話になった宿にある人を連れて挨拶参り。古民家好きなのに、自宅は東京ど真ん中、予想外の住居に住むエリフさん。小江戸・川越で理想の新居巡りをする。
高橋：トルコは過去に行ったことありますが、神秘的な国で、坂道やイスラム様式の建物が印象に残ってます。なぜか昭和の街にいるような不思議な懐かしさもありました。
繁田：古民家に興味がある外国人はいましたけど、日本の古い建築技術を学んで母国に持ち帰って役立てたい、って人はエリフさんが初めてかも。
高橋：（エリフさんが訪れた五箇山相倉合掌造りの里について）合掌造りって大好きなんですが、その技術を含めて地元で守っていくんだ、という取り組み、想いが素晴らしいと。
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(文／Sirabee 編集部・ホンマみつる）
