スマホの紛失防止タグで彼氏を追跡し殺害した女 浮気現場を目撃してしまい…
スマートタグを使って彼氏の「浮気現場」を特定。怒った女が大喧嘩の末、彼氏を車で殺害。
アメリカ・インディアナ州に済む女性が、スマートフォンの紛失防止用タグを使用して彼氏の浮気現場を特定し、殺害した容疑で逮捕された。『Fox News』『ABC News』などの海外メディアが伝えた。
■後をつけた彼氏が女性と…
6月頭、ゲイリン・モリスという26歳の女が、ボーイフレンドだと主張しているアンドレ・スミスさんを殺害し逮捕・起訴されている。
モリスはスマートタグとGPS機能を使用してスミスさんの居場所を特定し、インディアナポリスのティリーズ・パブを訪れ、別の女性と一緒にいるところを発見したという。
■店内で大喧嘩に
目撃者の証言によると、モリスは周囲に自分はスミスさんの彼女であり、浮気をされたと主張。その上で、一緒にいる女性を空のワインボトルで殴るつもりだと脅したそうだ。
喧嘩がエスカレートしたため、モリスとスミスさんはパブの従業員に店を出された。そして店の外で、モリスは乗ってきた車でスミスさんを襲撃した。
■彼氏を車で何度も…
モリスはスミスさんに車をぶつけて倒した後、3回にわたって体の上に車を走らせたという。それでも怒りの収まらなかったモリスは、店の中でまだ注文を待っていた女性を続けて襲おうとしたが、すんでのところで警察が現場に駆けつけた。
その時、スミスさんはすでに死亡。警察はモリスが故意に轢いたことが死因と判断し、殺人罪で逮捕した。
■執念深さに戦慄する人々
スミスさんが本当に浮気をしていたのだとしたら、喧嘩になるのは仕方がないだろう。しかしその後の報復の苛烈さは、ソーシャルネット上の多くの人を震え上がらせている。
ニュースに対しては「タグから浮気現場を特定する行動力がすごい」といったコメントや、「3回も轢き直した恨みの強さが一番怖い」などの感想が多数寄せられている。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)