400年前のローソン、ついに発見されてしまう… 徳川家康もこれにはニッコリ
神奈川県某所にて、しばしば目撃情報が寄せられているコンビニ。どう考えても「江戸幕府の御用達」といった風貌をしており…。
■この理由には思わず納得
小田原駅近くにある特殊形態ローソン pic.twitter.com/7AuwZoVVlO
— 名無したん🚶♀️沼津宿 (@adomiso) May 14, 2022
小田原市は、かの北条氏の拠点・小田原城があることで知られ、今なお「城下町」としての情緒を色濃く残した歴史的スポット。
そのため件の外観も「オーナーが趣味に走ったのでは…」と考えていたのだが、こちらは「ローソン ミナカ小田原店」という店舗で、じつはテナントを管理する商業施設「ミナカ小田原」のコンセプトによる部分が大きかったのだ。
2020年12月にオープンした同施設は江戸情緒を大切にしつつ、「未来の小田原」への想いを馳せているのが特徴的。そうした背景もあってミナカ小田原に出店したテナントは全て同様に「江戸っぽさ」を全面に押し出しているのだが、やはり「日常的に街中で目にしているローソンが大胆なイメチェンをした」というのがポイントとなり、テナントの中でも特にローソン店舗が人々の目を引きつけるのだろうか。
■利用客からも大好評で…
特徴的な外観の詳細について尋ねると、ローソンからは「小田原の城下町を彷彿させる外観を意識し、歴史感を重視するよう小田原市と協議してデザインを作成致しました」という回答が得られ、「小田原の顔」になるような建物ということを特に意識したそう。
もちろん「城下町要素強め」なのは外観だけとなっており、内観に関しては通常のローソン店舗とそう変わらないのだが、湘南・小田原の特産品のお土産コーナーが設けられているのが嬉しいポイント。
やはり店を訪れる利用客から「まるで歴史的建物ですね」「おしゃれでかっこいいローソンですね」といった感想の声を聞ける機会も多いようで、同店オーナーからも「城下町を思わせるのれんの風情があり、目を引く外観となっています」というコメントが寄せられていたのだった。
「小田原の玄関」ともいえる駅前に居を構える同店舗。小田原を訪れた際は、ぜひ「江戸時代のコンビニ」を利用している感覚を楽しんでみてほしい。
【店舗詳細】
「ローソン ミナカ小田原店」
神奈川県小田原市栄町1丁目1−15
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)