賛否呼ぶハッピーターン焼そば 勝手な“本家の粉”追加は絶対してはいけない…
販売から1週間経った「ハッピーターン味焼そば」。記者はさらなる味変で味の進化を図ったが…。
■バター醤油のような味わい
お湯を捨て、粉末ソースを投下。この粉末がハッピーターン風味付けのポイントで、見た目は白く、味は甘辛い。例えるならバター醤油のイメージに近く、甘さの中にコンソメ効かせたガツンとくる塩辛さが残っている。
香りはお見事ハッピーターンそのものだ。そしてかやくはオニオン揚げ玉。これで香ばしさが格段にアップし、サックサク食感がこの焼そばをよりハッピーターンに近づけてくれる。新しい味覚でこれはこれでウマい。
■本家「魔法の粉」を投入するも轟沈
ただ「焼そばはやっぱソース」という固定観念が強いせいか、甘さのインパクトにやや違和感も。ネットで「半分でお腹いっぱい」「甘い…」と評されるのはそのためだ。一方でこの新感覚にハマるユーザーも多く「安定の幸せの味」「結構好きな味!」と絶賛する声も上がっており、中毒性は健在だ。
記者は、さらに本家・ハッピーターンの味を追加すれば中毒性が増強されたリトルグルメになるのでは、と考えた。そして粉々に砕いたハッピーターンをトッピング。これが間違いの始まりだった。
食べると「これはいけないレベル」と舌が感じるほど甘さ&塩辛さが高まってしまい、とても食べ続けられる味ではなくなってしまったのである。良いと思ったのに…。
よくよく考えれば、焼そばとお菓子の塩分だけで約6グラム。成人女性が1日に摂る塩分摂取量の目安であり、さすがにやりすぎな味変だったと反省。余計なことをせず、味変せずそのまま楽しむのが吉である。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)