「最もセクシーな医者」のランボルギーニを… マンション駐車係が5時間乗り回し
イケメンなうえに心も優しい医師…。最強の男性だ。
超高級外車を見かけると、「いつか自分も乗ってみたい」と憧れを抱く人は多い。そんな機会は滅多に訪れないが、ある種の職業に就けばそれは可能だ。
その立場を悪用したアメリカのある男の話題を、『Daily Mail』や『Indiatimes』などが報じている。
■超高級車で帰宅した医者
この騒動の舞台となったのは、世界でも物価の高い都市として有名なニューヨークのマンハッタン。6日、ハドソン・ヤード地区に立つ超高級マンションに、住民であるミハイル・ヴァルシャフスキーさんという男性医師が帰宅した。
彼の愛車は、32万ドル(日本円にして約4,000万円)相当の「ランボルギーニ・ウルス」。マンションのパーキングに到着すると車を降り、駐車係の男にキーを預けて去って行った。
■ランボルギーニでドライブ
同マンションの駐車係は、ミハイルさんが自宅へ向かうエレベーターに乗り、戻ってこないことを確信。そして午前1時、かねてから羨望の眼差しで見つめていたランボルギーニにこっそりと乗り込み、マンハッタンの夜景を楽しむドライブへと繰り出した。
なお、ミハイルさんはこの車を昨年9月に購入したばかりだったという。
■窃盗がバレる
だがマンションでは、外出のため車をパーキングから出してほしいと思っていた別の住人が、駐車係の不在に困っていた。
それを知らされたマンションの警備員は、さっそく防犯カメラをチェック。そこで駐車係による窃盗行為と無断の外出が判明。車の所有者であるミハイルさんにも報告された。
約5時間のドライブを終え、朝6時にマンションに戻ってきた駐車係は、さっそくニューヨーク市警にも通報された。しかしミハイルさんは寛容で、「盗難の被害届を出すつもりも提訴するつもりもない」と述べているという。
■「最もセクシーな医者」
2015年には『People』誌の「生きている最もセクシーな医者」に選ばれるなど、イケメン医師として有名なミハイルさん。現在は、ニュージャージー州のアトランティック・ヘルス・システム・オーバールック・メディカルセンターに勤務しているそうだ。
また2019年には、イスラエルに飛ぶフライト中に乗客がアナフィラキシーショックを起こし、彼の応急処置で命が救われたことが話題になっていた。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)