医学部教授が講義で学生のがん早期発見につなげる 「信じられない気持ちだった」
もし講義をサボっていたら、手遅れになっていた可能性も…。
■つらい治療を乗り越えて
手術を受け元気になったものの、学生はこれからも定期的に検査を受け、再発していないかなどを確認してもらう予定だという。
学生の異常に真っ先に気づいた教授はこの件を振り返り、「がんだなんて、信じられない気持ちでした」「治療が成功したと聞きとても嬉しく思いました」とコメントしている。
■教授に対する感謝の気持ち
教授に感謝している学生は、「あの講義に出ていなければ、こんなに早く病気に気づくことはできなかったかもしれません」「診断が下るまでに長い時間がかかり、もっと深刻な状態になっていた可能性もあります」と話している。
たまたま教授の講義に協力し、さらに触診してもらったおかげで、早い段階でがんの治療を受けることができた同学生。つらい思いはしたが、この経験から学んだことは少なくはなかったようだ。
・合わせて読みたい→見ず知らずの人に「病院に行って」と助言された女性 皮膚がんと判明し命拾い
(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)