20代男性が飛び降り自殺を図るも… 恋心を患った青年たちの行き過ぎた行動
失恋のショックで高さ40mの橋から飛び降り自殺を図った男性。ほかにも、真剣に話を聞いてくれない彼女に苛立った男性が…。
ある女性へのかなわぬ恋に身を焦がしていた、インドの1人の男性。一途な恋が破れたとわかった途端に彼は生きる望みを失い、死を選んでしまったが、その後の顛末について『Times Now News』などが報じている。
■高い橋からガンジス川へ
インドの母なる川、ガンジス川が悠々と流れるビハール州の州都パトナ市。そこに1982年に建設されたマハトマ・ガンジー・セツ(Mahatma Gandhi Setu)という橋で、このほど25歳の男性が飛び降り自殺を図った。
橋は全長5,750メートル、高さはなんと40メートルもあるという。
■思いとどまるよう説得
男性は思いつめた表情で橋の手すりを超え、すぐ下の鋼(こう)構造部分へ降りていた。目撃者からの通報で役所や鉄道の職員が現場に駆け付け、思いとどまるよう懸命に説得を続けたという。
一方、ガンジス川ではアユシュさんという男性の漕ぐボートが、あわやの事態に備えて近くから待機していた。
■失恋の痛手に耐えられず…
男性は、ついに大変な高さがあるマハトマ・ガンジー・セツから飛び降りた。再び水面に浮かびあがるもまったく動きはなく、アユシュさんはあわてて救助にあたった。
男性は現在、命はとどめ警察に保護されているが身元などは明らかにされていない。「好きだった女性に告白して断られ、死にたかった」と打ち明けており、心も相当の痛手を負っている様子だという。
■別の男性は首を吊り死亡
パトナ市では先にも、アスマルゴラという地区で20歳の男性が首を吊って死亡していた。こちらのケースについて、地元警察は「悪ふざけが災いして命を落とした」と説明している。
自宅でガールフレンドとライブビデオチャットを行っていたなか、真剣に話を聞いてくれない彼女にいら立ち、男性は「だったら死んでやる」と脅した。
テーブルに立ち、ロープを天井にくくりつけて輪に頭を入れたところで携帯電話を落とし、拾おうとして足元のバランスが崩れ、図らずも首を吊ってしまったという。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)