新型コロナ陽性の職員に上司の美容整形外科医がパワハラ 陰性見せかける細工も

「検査結果をごまかし出勤しろ」。そんな無茶を言う上司に女性職員が苦しめられ、訴訟に発展するも…。

美容整形女医・腕組

まさかの新型コロナウイルス感染に続き、体調が悪化…。在宅勤務に切り替えた女性が、上司に嫌われ辞職に至った。その後に訴訟問題に発展するまでの経緯を、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えている。


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■新型コロナに感染した女性

アメリカで働くクリスティナ・フローレスさん(33)は、2020年11月に美容整形外科医の上司のもとで働き始めた。

大事な仕事を任され張り切っていたが、就職から約1ヶ月後にあたる12月1日に新型コロナウイルスに感染していることが判明。上司である医師にも事実を伝えたところ、在宅ワークへの切り替えを提案された。

女性は内心「休みたい」と願っていたが、せっかく得た仕事を失うことを恐れ、上司の言うとおり自宅で仕事をすることにした。

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■体調悪化も考慮されず

高熱や頭痛に苦しみながらも、自宅で仕事を続けた女性。12月4日には上司からメッセージが届き、「ボイスメールがうまく使えない」「15分以内にどうにかしてほしい」と無茶を言われた。

「あなたが体調を崩しているのは理解している」「でも仕事ができないのであれば、ほかの人を雇うしかない」という解雇をにおわせるメッセージが送られたこともあったという。

ストレスを溜め込んだ女性に担当医は「体を休めないと…」とアドバイスしていたが、それに従うことはほぼ不可能な状態だった。

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■陰性に見せかけるよう指示も