凶暴な犬の処分をめぐるトラブル 祖母が孫を逆恨みし提訴する異例の事態に
祖母の飼い犬に襲われ、大怪我を負った孫。犬が殺処分され孫を逆恨みした祖母と孫である女性が裁判で争い…。
■裁判に負けた祖母
「大事にしていた犬が殺処分されたのは、孫のせい」。そう考えた祖母は女性を訴えたが当然ながら裁判に負け、反対に女性に対し多額の賠償金を支払うよう命じられた。
困った祖母は破産を宣告し、カナダを出て外国に移住。そして、2020年には死亡したという。移住後に女性と連絡を取り合っていたのか、それとも完全に関係が破綻してしまっていたのかなど、詳しいことは分かっていない。
■女性の今
時が流れ大人になった女性は、トラウマを克服し動物保護区域で働いているという。
この件につきインターネットには多くのコメントが書き込まれており、悲惨な目にあっても動物を恐れない女性の勇気を称賛するものがとくに目立った。また、なかには「私も祖母の犬に襲われた」と書き込んでいる人もいる。
ペットを家族のように大事にしている人も多いが、やはり人間とは違う。大型犬を飼う場合には性質をよく知り、特に子供のいる家庭では十分に注意したい。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)