70歳男性が100メートルを13秒台で駆け抜け 最強で最高にかっこいいと話題

59歳から陸上を始めた70歳の男性。見事なフォームで走り切ったその姿に、割れんばかりの拍手と歓声が会場に鳴り響いた。

2022/05/08 17:20

男性・ランニング・高齢男性

男性の100メートル走の平均タイムは、20代で14~15秒台といわれ、それ以降は年齢とともにタイムも遅くなっていく。しかし、アメリカに住む70歳男性がこのたび驚異的なスピードを記録し、アスリート界で話題となっている。『NEWS18』『news.com.au』などの海外メディアが報じている。

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■歴史ある陸上競技大会で

先月28日、ペンシルベニア州のフィラデルフィアで開催された陸上競技大会『ペン・リレー』の100メートル走に、マイケル・キッシュさんという70歳の男性が選手として出場した。

同大会は1895年から開催されている、国内では最古かつ最大の参加者を誇る陸上競技大会。高校生から高齢者まで、毎年世界中から15,000人もの選手が参加するという。

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■完璧なフォームで1着に

そんな由緒ある大会に出場したマイケルさん。スタートを切るやいなや、周囲を大幅に引き離し、70歳とは思えない完璧なフォームを崩すことなく、見事1着でゴールした。

タイムはなんと13.47秒。観衆も大盛り上がりで、割れんばかりの拍手と歓声が会場に鳴り響いた。日本の男子中高生でも100メートル走の平均タイムは14秒台。いかにマイケルさんが速いかが伝わってくる数値だ。

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■59歳から陸上を始め…

記録的なタイムをたたき出し、ひときわ脚光をあびたマイケルさんだが、陸上を始めたのはなんと59歳のときだった。友人から「ニュージャージー州でシニア・オリンピックが」と教わり、大きな刺激を受けトレーニングを始めたそうだ。

そして60代前半から各地の陸上大会に出場。2018年にはスペイン・マラガ市で開催された、『世界マスターズ・陸上競技大会』のリレーメンバーにも選出された。


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■「僕の運転より速い」

マイケルさんの快走の様子は瞬く間に世界中に拡散され、「こんなかっこいいおじいちゃん見たことない!」「僕の運転より速いじゃないか!」といった感動と称賛の声であふれた。

また「何かを始めるのに、遅すぎることはないんだろうな」と、マイケルさんに勇気づけられた人も多い様子。驚いたことに、マイケルさんのタイムは50代部門で優勝した男性選手(55)よりも速いという。

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■100mを13秒台で走る最強の老人

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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ

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