欧米では拡がる「屋外ノーマスク」 日本での必要・不要を聞いたところ…
海外報道では街なかでマスクをつけない人々が目立つが日本ではどうするべき?
ウィル・スミスがクリス・タッカーを平手打ちしたアカデミー賞授賞式。同じ会場では、国際長編映画賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』の濱口竜介監督や西島秀俊が歓喜する姿も何度も報じられた。
授賞式が行われたのは、ハリウッドにあるドルビー・シアター。当然、屋内ではあるが、司会者も受賞者も含めてほぼ全ての参加者がノーマスクだったことに新鮮な印象を覚えた人も少なくなかったのではないだろうか。
■ウクライナ紛争でもマスクなし
2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻についても、日々多くの映像や写真が現地から報じられている。ところが、兵士も市民も避難民も、また支援している人たちもマスク姿はほとんど見られない。
日本では屋内でも屋外でもほとんどの人がマスクを欠かさない状況なのに対して、違和感を覚えた人も少なくないのではないだろうか。
■感染研は見解を一転
3月28日に国立感染症研究所(NIID)が発表した「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染経路について」という資料では、新型コロナウイルスの主な感染経路を「①エアロゾル感染 ②飛沫感染 ③接触感染」の順で紹介している。
世界保健機関(WHO)や米国疾病対策センター(CDC)が「エアロゾル感染・飛沫感染」を主とし、「接触感染は起こりにくい」としていたのに対して、NIIDはエアロゾル感染の可能性を否定してきたが、一転して大きな方向転換だった。
感染経路についての見解は、海外と足並みを揃えた形だが、マスク着用についての対応はいまだ大きな差がある。現段階で、世間はどのように考えているのだろうか。