SNSの嫌がらせが原因で15歳少年が自殺 新型コロナワクチン未接種と噂され…
新型コロナウイルスワクチン未接種と誤解されいじめられた少年が自殺。母親の主張を学校側は「正しくない」と猛反論し…。
学校でいじめにあい、苦しんでいた少年。母親は約30回も学校に相談したが解決には至らず少年が自殺したことなどを、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えた。
■ワクチン接種に関する誤解
アメリカ・イリノイ州で暮らしていた少年(15)は、新型コロナウイルスへの感染を予防するためワクチン接種を済ませてあった。
しかし、どういうわけか「あいつはコロナワクチン未接種だ」という噂が学校で広がり、少年は日常的に嫌がらせを受けるようになった。
両親も少年がいじめられていることを知り、加害生徒の家族に直接連絡し話してみたこともあったという。それでも効果はまるでなく、少年へのいじめは終わらなかった。
■悪質ないじめがエスカレート
少年はSNSでも嫌がらせに苦しみ、「おまえなんか死んでしまえ」と書かれつらい思いをしたこともあった。そこで少年は学校関係者に相談したというが、加害生徒らが処分を受けることはなかったようだ。
またその頃、少年の母親は「息子が自傷に走るかもしれない」と心配になりカウンセラーに連絡。学校にも相談を繰り返し、10月・11月の2ヶ月間に30回以上も連絡し救いを求めていた。