「精子提供ツアー」で55人の父親になる男性 すべての親とグループチャットで連絡中
精子バンクから匿名のドナーの精子をもらうのではなく、精子提供者本人と性交渉をもって妊娠を希望する人もいるという。
医療技術の進歩により、妊娠・出産に多様な選択肢がある現代。そんな中、精子を提供するための旅をする男性が話題を集めている。『Mirror』など海外メディアが報じている。
■精子提供で46人の父親に
アメリカ・ロサンゼルス州に暮らすカイル・ゴーディーさん(30)は、イギリスやヨーロッパを訪れ、多くの精子希望提供者のドナーとなってきた。
その結果、生まれた子供は現在46人。さらに9人の子供が出産を控えており、無事生まれれば55人の父親となるのだという。
■同性カップルの希望者も
イギリス・ケンブリッジに暮らすキャサリンさん(26)とアリスさん(25)というふたりの女性は婚約中で、2021年8月にカイルさんから精子提供を受けた。
アリスさんにはすでに3歳の息子がいるため、キャサリンさんが精子提供を受け妊娠・出産をすることで、家族として完成させたいと考え決めたのだそうだ。
カイルさんからの精子提供を希望した理由は、「高い妊娠率とカイルさんがドナーとなり生まれた子供たちの美しさ」だという。