自閉症の青年が自分探しで失踪? 遠い土地で発見され家族と3年ぶりに再会

いなくなって数年。だが青年はしっかり生きていた。

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いきなり家族の前から姿を消してしまった青年。しかしようやく見つかり家族のもとに戻ったことを、『New York Post』など海外の複数メディアが伝えた。


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■失踪した青年

2019年9月、アメリカ・カリフォルニア州で暮らしていた当時16~17歳の青年が姿を消した。

同青年は、2014年に自閉症という診断を受けていた。それもあって青年の家族は大変心配し必死に探したが、発見することができないまま長い時間が過ぎた。

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■相次いだ通報

しかしつい最近、ユタ州のある地区で暮らす人物が通報し、「ショッピングカートを押しながら町を徘徊する青年がいる」と警察に伝えた。しばらくすると「ある店の前で青年が眠っている」という通報もあったため、地元の警官たちは様子を見に行くことにしたのだという。

警官たちは、それまでにも何度か青年を見かけ気にしてはいたとのこと。しかし青年は暴れるわけでもなく、違法行為に走ったわけでもない。よって警察も身柄を確保するなどせず、放置していたのだという。

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■家族と3年ぶりの再会