女児の遺体を次々と盗んだ男 精神科病棟から退院の可能性に遺族が動揺
「遺族に謝るつもりは一切ない」。悪質な行動に及んだ男は、そう発言したという。
女の子の遺体をいくつも持ち帰り、逮捕された男。しかしこのほど自由の身になる可能性が浮上していることを、『The Sun』などの海外メディアが伝えた。
■異常な行動を繰り返した男
ロシアで暮らすある男(55)は、昔から頭がとても良かった。しっかりとした教育を受け、多言語を習得。本を執筆するなどし、学術業界でも多くの人に知られる存在だったのだ。
しかしこの男には、大きな秘密があった。墓で女の子の遺体を掘り起こしては自宅に持ち帰り、あたかも人形のように服を着せ保管していたのだ。いつしかその数は20を超えたが、警察が男の行動に気づき、2011年には逮捕。男はそのまま精神科病棟に収容された。
■反省はゼロ
2020年のこと、男は「女の子の親? 俺は知らんね」「自分の子を埋葬したんだろう」「その時点で親としての権利は放棄したと俺は考える」と発言。遺族に謝罪する気はまったくないと語った。
「埋葬は、寒い場所に子供を捨てる行為だ」という持論も展開した男は、遺体を持ち帰り温めてやったと主張したとも報じられた。