心臓発作を起こしても勤務続行を命じた上司 ドライバー男性が「最低」と激怒
苦しいと訴えたのに、働くことを求められた男性。上司の言い分は?
運転中に苦しくなり、目の前が真っ暗になった瞬間も…。「これはまずい」と考えた男性が上司に連絡したが理解してもらえなかったこと、しかしすでに危険な状態に陥っていたことを、『The Daily Star』などの海外メディアが伝えた。
■運転中に苦しくなった男性
イギリスで暮らす2児の父のニール・マーティンさん(46)は運送業従事者で、担当地区を車で回る生活を続けてきた。しかしある日のこと、ニールさんは運転中に体調を崩した。胸がひどく痛み始め、目眩までするようになったのだ。
そこで会社に連絡し体調が悪いことを伝え、「誰かに荷物を引き受けてもらいたいのですが…」「病院に行きたいのです」と伝えた。
■冷たかった会社の対応
すると「半分なら荷物を引き受けよう」「それ以上は無理だ」と上司に告げられたニールさんは、どうにかして仕事をこなすしかないと考えた。だが体調はどんどん悪化し、何度も目の前が真っ暗になったという。
苦しくなるたびに車を停め、少し楽になってはまた車を走らせる。そんなことを何時間も繰り返しようやく職場に戻ったニールさんは、「明日も働けるか」と問う上司に愕然とした。ニールさんは「まずは診察が必要です」と上司にそう言い残し、ようやく病院へ。