5人全員が190センチ以上の高身長ファミリー 「遺伝とはいえ苦労もいっぱい」
長女は1ヶ月に3.8センチ背が伸びたときも。成長痛はかなりひどかったという。
アメリカ・ミネソタ州に暮らすある一家が、このほど『ギネス世界記録』に「世界一ノッポなファミリー」として認定された。彼らの日常生活についてYouTubeに動画がアップされたが、高いところのものにスッと手が伸びるとはいえ、楽なことばかりではないようだ。
■測定は1日に3回
「世界一ノッポなファミリー」と認定されたのは、ミネソタ州のエスコに暮らすトラップさん一家。夫婦、息子1名、娘2名の家族5人で、そろいもそろって超ノッポ。全員が身長190cm以上だという。
『ギネス世界記録』における身長測定は、立った状態と横に寝た状態の両方について、整形外科医が1日に3回行い、得られたデータの平均値をとるそうだ。
■平均身長なんと203.3 cm
まずは両親。父親のスコットさんは6フィート8インチ(203.2センチ)、母親のクリッシシーさんは6フィート3インチ(190.5センチ)。その高身長遺伝子は、3人の子供たちにしっかりと受け継がれた。
長女のサバンナさん(27)は6フィート8インチ(203.2センチ)、次女のモリーさん(24)は6フィート6インチ(198.1センチ)、そして長男のアダムさん(22)は7フィート3インチ(220.9センチ)だという。
■良いことも悪いことも
子供たちの3人全員がスポーツ好きで、スポーツでの推薦や奨学金を得て、大学ではバスケットボールやバレーボールの選手として活躍した。天性の高身長を、誇らしく感じる瞬間だったという。
ただ、脚が長すぎて車の運転が上手にできないなど、5人は大変な思いも多々経験している。頭を何かにぶつけることはしょっちゅうで、サバンナさんはシーリングファンで額を切ったことも。女性3人は、服や靴を選ぶのにとても苦労しているそうだ。
■奇異の目にさらされることも…
1ヶ月に3.8センチ背が伸びたときもあり、成長痛はかなりひどかったというサバンナさん。幼い頃から飛び抜けて背が高く、奇異の目にさらされることもたびたびだったそうだ。
「でも人は内面が重要なので、外見をとやかく言われても気にしません。人生の喜びや自由は、自分自身のありのままを受け入れることからです」と話している。
モデルになることを夢見ていサバンナさんは、いずれは背の高い男性と結婚し、やはり高身長ファミリーを目指したいそうだ。
■世界一ノッポなファミリー
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)