容疑者が使用した「凶器」はまさかの大型犬 ATMで強盗未遂事件が発生
金を奪う目的で人を襲い、ひどい目に…。重傷を負わせた男が逃走した。
60代後半の男性に襲いかかり、殴りかかった容疑者。銃など武器は使用しなかったが、大型犬に攻撃を命じ従わせていたことを、『People』などアメリカのメディアが伝えている。
■ATMで襲われた高齢男性
3月2日午後4時すぎのこと、アメリカ・フロリダ州にてATMを利用していた男性(68)に、ひとりの若い男が近づいた。目的は、男性が引き出そうとしていた現金を奪うことだ。
容疑者は大型の犬を引きずりながらATMに向かい、男性を急襲。顔面を殴りつけ地面に倒し、何度もパンチをあびせ蹴り上げるなどしてダメージを負わせた。
■重傷を負った男性
このとき容疑者は犬に「襲え」と命じ、犬はそれに応じ男性を襲撃。男性は目の近くの骨が折れる重傷や脚にも傷を負ったが、命までは奪われることはなかった。
警察は、この件について「強盗未遂事件」と発表。暴行は凄まじかったが、容疑者が金銭を奪う目的を達成した事実はないようだ。