ビートたけし、IT化によるコストカットを疑問視 「削減された人たちは…」
ITやAIの導入でローコストオペレーションを実現するスーパーマーケットを見たビートたけし。ある疑問を抱いたようで…。
■有識者も同調
スタジオに出演した有識者は「その通りだと思ってまして。結局 AIとかインターネットっていうのは、効率化ないしは中抜きのビジネスですね。なので、間にかかる人たちの人件費とか、そのたちの声を奪っていくという側面が結構強い」と同調。
阿川佐和子は「AIの設備投資ということになるとお金がかかりそう。余裕のある企業しかできないのでは?」とコメント。この件については、事業再構築補助金を使うことが提案された。
■AIの発達には不安も
たけしが指摘した「削減された人間の行方」この日の放送では、その部分が説明されることはなかった。仮に路頭に迷うとするなら、自分の仕事がIT技術によって奪われる不安感を覚えてしまうのは、当然とも言える。
Sirabee編集部が全国20~60代の男女1,342名を対象に、AIの発達した未来を「怖い」「明るい」どちらだと感じているか聞いた調査では、怖いと答えた人が56.9%と半数を超える結果となった。
「削減されてしまった人をどのように活用していくのか」という課題を指摘したたけしに、視聴者からも納得や共感の声が上がっていた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)
対象:全国20代~60代の男女1,342名(有効回答数)