オスカー像は意外と軽い? 『ドライブ・マイ・カー』三浦透子の腕力に監督も驚嘆
アカデミー賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』。キャストの三浦透子が“オスカー像”の重みに言及し…。
第94回アカデミー賞で国際長編映画賞受賞という快挙を成し遂げた映画『ドライブ・マイ・カー』のキャスト陣が5日、東京・日比谷で行われた凱旋イベントに登場。目の前に現れたオスカー像を手に取った三浦透子が「『重い重い』と言われていたけど、そんなに重くなかった…」と本音を明かし観客を沸かせた。
画像をもっと見る
■「頭の中が真っ白に…」
劇場に集まった大勢の同作ファンの前で凱旋挨拶を行った濱口竜介監督、キャストの西島秀俊、三浦、岡田将生、霧島れいかの5人。
濱口監督は、「本当に頭の中が真っ白に。西島さん、岡田さんらと抱き合って、気持ちが落ち着いた」と受賞の瞬間を振り返り、突然の受賞スピーチについては「冒頭は英語でいこうと思っていたら、『Thank you』を早く言い過ぎてたせいで(BGMが流れてしまい)、結局冒頭だけで終わってしまった(笑)。でも感謝の気持ちは伝わったかな」と笑顔を見せる。
■感動の瞬間
その光景を西島は「晴れがましい思いで見ていた。すごいプレッシャーの中、すべて英語でやられていて本当に感動した」と称賛。
他のキャスト陣も「体が勝手に抱きつきにいっていた。本当に貴重な体験」(岡田)、「みんなが抱き合っている姿を後ろから見ていた。私もバンザイしたい気持ちで(笑)、ぴょんぴょん跳ねて喜ぶのに精一杯でしたね」(霧島)、「嬉しかった。まわりみんなも感動していて。本当に素敵な時間でした」(三浦)とそれぞれ感慨深げに発表の瞬間を回顧した。