マツコも驚いた看板、何かがおかしい…　史上最高の「ジ・エンド」に衝撃走る

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■「肛門」の裏にこんなに真摯な思いが…

#悲しいニュースばかりなので全く関係ない画像を貼る

豊橋市広小路通にある肛門科医院の看板ですの。 pic.twitter.com/W8Vdearkn6

— 五式犬=（有）ファインモールド公式 (@goshikiken) March 9, 2022

件のツイートを投稿したファインモールドは、ミリタリー系（旧日本陸海軍、自衛隊など）のプラモデルや、スタジオジブリ許諾のもとで製作したジブリ作品の飛行機・ロボットなどのプラモデルを展開するメーカーで、自社にて金型製作や製品生産を一貫して行なっている。

プラモデルメーカーが、なぜ肛門科の写真を…？ と疑問に感じた人もいるかと思うが、こちらには「プラモデル業界」ならではの納得の事情が存在したのだ。

ツイート投稿の経緯について尋ねると、ファインモールドからは「たまたま『悲しいニュースばかりなので全く関係ない画像を貼る』というハッシュタグが使用されたツイートを見て、自分のスマホに何かないかな？ とフォルダを見て、目についた画像を投稿しました」という回答が見られ、こちらにはロシアのウクライナ侵攻が大きな影響を与えていることが判明。

詳しい話を聞くと、担当者は「じつはウクライナにはたくさんのプラモデルメーカーがありまして、同業者として、また一人のプラモデルマニアとしても、各メーカーさまはどうなってしまうのか？ 日本の見本市会場でお話したことのあるメーカーのご担当者さまはどうしているのか？ と心配しておりました」と、業界ならではの内情を明かす。

「そんな自分の鬱々とした気分を紛らわしたかったのも、ツイートを投稿した理由です」「一刻も早くこの紛争が終結し、またウクライナからたくさんのプラモデルが日本にやって来ることを願っています」と続け、思いの丈を語ってくれたのだ。

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■みんな大好き「痔END」の経歴がスゴい

続いては件の看板の詳細をめぐり、「マイクリニック大久保グループ」の理事長・大久保雅之氏に話を聞いてみることに。

大久保氏は「痔で悩んでいる方は多く、恥ずかしさから相談ができなかったり、病院にかかる勇気が出ない、といったケースがじつに多いのです」と前置きしつつ、「昔は痛くて入院が必要な治療でしたが、ALTA療法と呼ばれる治療が登場し、痛くない日帰り治療が可能になりました」と、痔の治療の「現在」について説明する。

そうした背景もあり「痔で悩むのはもうやめましょう」「痔とお別れしましょう」という思いから、2013年4月にはCM 「痔表」編および「痔END」編を作成したというのだ。

同年10月には「痔表」編のCMがCMフェスティバルに入賞。同時期には、本院のある静岡市内数カ所に「痔END」の看板が設置されるなどのフィーバーぶりを見せる。

その後もマイクリニック大久保の快進撃は止まらない。2015年9月に「痔END」看板が『ナニコレ珍百景』（テレビ朝日系）で紹介され、珍百景に登録されたほか、2017年8月には『マツコの知らない世界』（TBS系）にも取り上げられ、大きな話題となったのだ。

現在では年間手術件数は2,500例を超え、全国有数の手術件数をこなすクリニックに成長したというマイクリニック大久保。痔だけでなく、暗いニュースに気落ちする人々の心に寄り添ってくれる件の看板には、同院の熱い思いが込められていたことが伺える。