過激プレイで男優に殺害されたシングルマザー 失業でアダルト稼業に転身した果てに…
新型コロナウイルスの影響で失業した女性は、子供を育てるためにどうしてもお金が必要だった。
今年1月にイタリアのミラノで、26歳の女性が殺され死体をバラバラに切断される事件が起きた。原因は愛憎のもつれでも金銭トラブルでもなく、危険な性行為にあったという。
恐ろしい話題を、イギリスの『Mail Online』『THE WEEK』ほかが報じている。
■遺体のタトゥーが手がかりに
今月になり、ビニール袋に入った若い女性のバラバラ遺体が、ミラノから東に進んだブレシア県の山岳地帯で発見されたことにより、事件が発覚。顔は焼け焦げていたため、警察はマニキュアと複数のタトゥーを手がかりに、遺体の身元の特定を始めた。
そんな中、ミラノのあるクラブが開催したイベントに、キャロル・マルテシさんという26歳の女性が現れないとして、不審に思った知人が警察に相談。マルテシさんと遺体の特徴は完全に一致した。
■新型コロナのせいで失業
マルテシさんはシングルマザーで、かつては香水を販売する店員だったが、新型コロナウイルスの影響で失業。オランダの家族の元で育てられている6歳の息子にお金を送るため、アダルト系SNS『OnlyFans』で稼ぐようになっていた。
「シャルロッテ・アンジー」の名で何本かポルノ作品を放った後、大きなお金になるのは変態的、暴力的なビデオだと知り、それに挑戦しようとして事件に巻き込まれたのだった。
■元彼と危険なビデオ撮影
この事件でマルテシさん殺害の罪に問われているのは、ダビデ・フォンタナという43歳の銀行家の男で、かつての交際相手だった。遺体に付着していた体液と、防犯カメラの映像が動かぬ証拠だという。
警察の取り調べに、フォンタナ容疑者は「今年1月、彼女と一緒にポルノを撮ることになった。ポールに彼女を縛りつけ、ハンマーで暴力的なプレイをしていたら、夢中になりすぎて頭や顔まで叩いてしまった」「血だらけで苦悶していたため、楽に死なせてあげようとナイフで喉を切り裂いた」などと供述しているという。
■近所の評判はよかった
バラバラの遺体は4つのビニール袋に分けられ、長いことマルテシさん宅の冷凍庫に保存されていた。その間、家賃などの請求書が届けばフォンタナ容疑者が支払い、留守番電話にはメッセージで返答。彼女はまだ生きていると装っていた。
マルテシさんについて、近所の人たちはメディアの取材に「クリスマスになると息子さんを呼び寄せ、親子で一緒に過ごしていました。献身的でとても素敵なやさしいママでした」などと話している。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)