断酒・禁煙を迫る家族に従えず家出 60代男性の空港暮らしに職員もお手上げ
好きに生きたい。その目的を果たすため、男性は空港へ…。
■家出した理由
現地メディアの取材に応じた男性は、「もう家には帰れませんよ」と断言。その理由については、「家にはまるで自由がないからです」と述べた。
家族は「家で暮らすならタバコもお酒もやめてほしい」「無理なら生活保護給付金を差し出して」と男性に要求したという。しかし、そのお金がなければ酒・タバコの購入が不可能になるため、男性は家を飛び出したのだ。
■就職も断念した男性
それならば仕事を探せばいいようなものだが、男性はそれも難しいと考えている。40代の頃に解雇された後は職探しもしておらず、それについては「年をくっているから続けるのが大変なんだ」という。
60代である男性の人生は、まだ続くだろう。男性とその将来を心配しているはずの家族は、どのような思いで帰りを待っているのだろうか。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)