断酒・禁煙を迫る家族に従えず家出 60代男性の空港暮らしに職員もお手上げ
好きに生きたい。その目的を果たすため、男性は空港へ…。
家にいたら、好きなことを諦めるはめになる。そう考えた男性が家出し空港で生活し始めたこと、しかもそこでの暮らしが何年も続いていることを、『LADbible』『Daily Mail Online』などの海外メディアが伝えた。
■家を出て新たな場所へ…
中国で暮らす男性が、2008年頃に家を飛び出し北京にある空港へ。そこを新たな生活拠点にし、今も空港で暮らしていることをメディアに明かした。
この空港は過ごしやすいのか、男性以外にも寝泊まりしているホームレスの人が複数いるとのこと。過去には計6人ほどが住み着いた時期があったことも、複数メディアが報じている。
■空港での暮らしぶり
この男性は、現在すでに60代。しかし私物は限られており、空港に持ち込んだのは寝袋や食料といった物だけだった。今は必要な物があれば買い物に行くというが、それ以外は暖かい待合室で過ごしているという。
酒に酔うと大声を出すこともあるが、特に人に迷惑をかけることはないようだ。それでも空港職員は何度か「家に帰ったほうがいい」と声をかけたものの、男性がそれに応じることはなかった。