社会人の8割以上が経験する「あの悩み」 周囲に相談できないことも…
誰もが一度は経験? 社会人になってぶちあたる「壁」とは…。
■正解がわからず「不安」
コロナ禍で就職した20代男性は、「正直、ビジネスメールの書き方がわかりません…」と悩みを打ち明ける。
「完全テレワークで連絡がなかなかとれず、社内連絡もチャットで比較的ゆるめ? ということもありかなり不安を抱えています。社外の方が相手だととくに難しいです」。
テレワークでなければ上司や同僚に相談しやすいが、コロナ禍で気軽にコミュニケーションがとれない弊害なのかもしれない。
■優しく手を差し伸べてくれた上司
また、ビジネスメールとは無縁の生活を送っていたという30代女性も「メールの壁」にぶちあたった。しかし、それを察してくれた上司によって救われたという。
「専門学校を中退後、ビジネスメールとは無縁のフリーター生活をしていたので、今の会社に就職し、上司が一つ仕事を任せてくれたのですが、私がビジネスメールや資料の書き方が全く分からず、想像以上に初歩的なところで壁にぶち当たってしまいました。
それくらいのことはできて当然、と思われているであろう年齢でしたし、『分からないので教えてください』とも言い出しづらかったので困っていたら、全てを察したその上司が丁寧に一から教えてくれました。『聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥』ということわざの意味を痛感した瞬間でした…」。
初めてのことは誰しも慣れないもの。数をこなしてビジネスメールを身に着け、ときに勇気を持って周囲に相談することも重要。また、困っている新入社員がいたら優しく手を差し伸べたいものだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・二宮 新一)
対象:全国10代~60代の男女1,000名 (有効回答数)