ぺこぱ・松陰寺、“人を傷つけない笑い”に苦悩 ひとり歩きして「責任感じた」

時代に後押しされ、大きなブームを生み出した「否定しない漫才」について、ぺこぱがその弊害を明かして…。

2022/03/31 08:50

■システム系漫才師

もぐらは、「(キャラクターや設定ありきの)システムの漫才じゃないですか? 破壊するときめちゃくちゃ心痛むっていうか、悲しいと思うんですけど」とぺこぱの否定しない漫才を評する。

松陰寺は「システムってさ、一回手を出すと…麻薬と一緒だと思うんだよね。ハマればガッていけるんだけど、ハマらない限り、全然転々としていかないといけないから。システムに手を出すの抵抗ある芸人さんいるじゃん、王道で行きたいんだって人」と解説。

しかし自分たちは早くにシステムの漫才に移行していたため、すでに「自分達のシステムを作って、崩すことになんの抵抗も亡くなった」と笑い、「ブレてることがブレてない。常にブレてることが自分達のスタイルかなって思うようになった」と力説した。


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■シュウペイの本音は…

それまでのキャラクター・システムから「否定しない漫才」に移行したぺこぱ。シュウペイも「俺もお客さん目線のリアクションだった」「武器を捨てるのが怖かった」と本音を漏らした。

視聴者からは「システム系漫才に早めに手を出していたので壊すのにも抵抗ない」「なかなかアツいトークしてるなあ!」とぺこぱの語る漫才論に多くの感想が寄せられている。

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(文/Sirabee 編集部・サバマサシ

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