牛宮城ブームのウラで異変が… 宮迫のたこ焼き店に行って気づいた「進化」
宮迫博之の牛宮城が大好評だ。同じくオーナーを務めるたこ焼き店では「異変」が…。
3月1日にオープンした宮迫博之がオーナーを務める焼肉店「牛宮城」(ぎゅうぐうじょう)の勢いが止まらない。開店から2週間経っても、お笑い芸人や有名ユーチューバーが多数来店し、予約が取れない人気店になっている。
一方、宮迫がオーナーのたこ焼き店「みやたこです。」はパッとしない。2021年にオープンした新潟店はわずか5ヶ月で閉店し、東京・五反田にある本店も「まん延防止等重点措置」の影響で休業を余儀なくされた。そんな中、営業再開した「みやたこ」に足を運ぶと、「進化」を遂げており…。
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■たこ焼きとお酒を楽しめるバル
「みやたこ」がオープンしたのは2015年4月。宮迫の実家が大阪でたこ焼き店を営んでおり、実家からのれん分けする形で五反田駅近くに開店した。たこ焼きとお酒を楽しめるバルとして営業を続けている。
2021年には、自身のユーチューブチャンネルで同店を全国展開することを宣言し、同年8月に全国展開1号店を新潟にオープン。開店前にお店をサプライズ訪問する動画も公開し、気合いの入りようがうかがえたが、翌年の1月27日に閉店するなど苦戦を強いられていた。
■「コロナで客が減少」
五反田の「みやたこ」近隣の飲食店スタッフもここ最近、本店は苦戦を強いられていたと振り返る。「宮迫さんのお店はいくつか居酒屋が並ぶエリアにあるのですが、この近辺のお店は軒並みコロナの影響で客足が激減していました。彼のお店も今年まん防が出てからずっと休業していたみたいです。もともと、本人がテレビで『経営は赤字だ』と言っていたので、厳しい状況ではないでしょうか」(近隣の飲食店スタッフ)。
世間の話題は焼肉店に集中しているが、たこ焼き店はいまどうなっているのだろうか。
■たこ焼きが無料食べ放題
同店が営業を再開した数日後の3月下旬、「みやたこ」に足を運んだ。17時に来店すると、客は記者1人のみ。テーブル席に案内されて驚いた。たこ焼き機が置いてあったのだ。
記者はオープン直後の2015年に一度、同店を訪れたことがあるのだが、そのときにたこ焼き機はなかった。前出の近隣の飲食店で働くスタッフによると、「昨年の秋ごろにメニューをリニューアルして、お客さんに焼いてもらう方式に変えたんです。最近は宮迫さんは来ていないみたいですが、昨年はときどきお店に来て新メニューを熱心に考えていたそうです」(前出・近隣の飲食店スタッフ)。
驚くことにたこ焼きは食べ放題で、いくら食べてもタダ。たこ焼き以外のメニューも豊富で、たこキムチやピリ辛メンマをマヨネーズで和えた「宮迫和え」などの小料理や、特大牛タンステーキや牛タン刺など、「牛宮城」を彷彿とさせるメニューも完備している。
たこ焼きを注文すると、生地にたこ、野菜や天かすを渡されたので、セルフで焼いていく。ときどき、お店のスタッフがやってきて焼き方を説明し、火加減を調整してくれた。
一口食べて驚いた。たこが大振りで、外はカリカリ、中はトロトロ熱々で絶品だ。正直、食べ放題で提供するクオリティーを超えていた。自分で焼いて食べるのも楽しいし、お店のスタッフがサポートしてくれるから、作り慣れていない人でもうまく焼ける。
この日は、生ビール2杯にたこキムチや牛タン刺しなどの小料理を4品注文し、たこ焼きは計30個食べたが、これだけ食べて会計はなんと3,670円。驚きのコスパではないだろうか…。
■以前に比べて「進化」
実は、以前訪れたときは、お店に対してあまりいい印象を持っていなかった。料理はすべて厨房で作られていたのだが、たこ焼きはぬるく、メニューも枝豆やチーズの盛り合わせなどがあるくらいで種類も限られていた。内心「1回行けばいいかな」と思ったほどだった。
だが、前回行ったときから格段に「進化」していた。連日、予約が殺到している「牛宮城」に比べてしまうと、客足もまばらで大繁盛とは言い難いが、たこ焼きが食べ放題で、料理の品ぞろえも豊富とあれば、一度足を運んでみてもいいかもしれない
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)