綾野剛、『オールドルーキー』で日曜劇場初主演 引退したサッカー元日本代表役

7月期新ドラマ。愛する娘や妻が、もう一度誇りに思えるパパになるまでの、セカンドキャリアを描く。

■なによりサッカーの練習をしています

日曜劇場で初主演を務める綾野からコメントが届いている。

―――企画を聞いた時に感じたこと、ストーリーについて

綾野:とても気持ちがたかぶりました。敬愛するスポーツに関わる作品に参加できることが素直にうれしかったです。


脚本の福田靖さんが描く新町や登場人物に対する愛がとても深く温かく、時に苦しく、それでも前進するための人生において大切なメッセージをたくさん受け取ることができ、ドラマチームの真摯な眼差しと志と向き合いに僕自身とても勇気をいただきました。


登場人物だけが主役なのではなく、作品自体が主役なのだと思える作品に出会わせていただきました。

―――演じることへの意気込み、撮影に向けて準備していることなど

綾野:なによりサッカーの練習をしています。初日はシュートも打てず、無人ゴールなのにネットを揺らすこともできず、本当に何もできないところからのスタートでした。


ですが信頼するコーチ、スタッフと共に日々サッカーと向き合うことこそが本当のスタートだと毎日自身を鼓舞しています。これほどサッカーが奥深く難しいスポーツだということをただ思い知らされました。


それでもゴールに入ると、これほどうれしい感情が湧くのかと、入った瞬間みんなで喜びを分かち合えることがとても豊かでなりません。毎日新たな発見があり、まさに日々成長です。


やりがいが、生きがいに進化した新町が辿ってきた軌跡を、そして登場人物全ての、これからのオールドルーキーを一緒に紡いでくれるチームと全霊で挑みます。

―――視聴者へのメッセージ

綾野:ドラマ『オールドルーキー』という作品が主役です。そして物語の中で誰もが自分の人生の主役であるこの作品を、全スタッフ、全キャスト、皆様と共に、一緒に作っていけたら幸いです。チャレンジャーとしてオールドルーキー駆け抜けます!


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■これは面白いドラマになると確信した

ドラマの脚本を担当した福田氏、編成を担当した東仲恵吾氏からもコメントが届いている。

福田氏:スポーツマネージメントの世界を扱ったドラマは、日本では今までになかったかもしれません。


今回、様々なスポーツの現役アスリートの方や、引退されてセカンドキャリアを歩まれている方、そして実際にスポーツマネージメントに携わっている方々に取材させていただき、これは面白いドラマになると確信しました。


毎回、いろいろなスポーツの裏話や専門的知識を調味料として効かせているところも、きっと楽しんでいただけると思います。『オールドルーキー』ぜひご覧になってください!

東仲氏:この物語は、大きな壁にぶつかってもあきらめずに立ち向かう人たちに送るオリジナルストーリーです。今回、企画を着想するにあたり多くのセカンドキャリアを歩んだ方々に取材させてもらいました。


人生をかけた“キャリア”を終えた後の新しいステージでも、全力で取り組む姿にものすごいエネルギーをもらいました。挑戦することには、年齢は関係ない。そんな熱い想いを物語にしたいと思い、今回企画を立ち上げました。


この物語の主人公・新町亮太郎は、人生すべてをサッカーに捧げた人です。そんな人がある日突然、サッカーを人生から奪われてしまう中で、それでも家族のために、自分のために、かっこ悪くても、もがいて、立ち向かって、新しい人生を切り拓いていきます。


そんな愛おしいほど人間的でかわいらしさを纏う主人公を考えた時に、綾野剛さんが浮かびました。台本を作る前に何度も会話を重ねましたが、まっすぐな瞳と感情に実直な感じがまさに亮太郎そのものだと感じました。


そして、脚本の福田さんが紡ぎ出す物語は、何かに一生懸命な人たちがとても魅力的に描かれています。クスッと笑えたり、ホロっと涙する、素敵な物語になっております。日曜の夜に、翌日からの一週間頑張る人たちに向けて応援になるような前向きな作品を是非お楽しみください。

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(文/Sirabee 編集部・ホンマみつる

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