余命数週と宣告された男性が最後の夢実現へ 結婚式を挙げ自身の通夜に参加
死が迫っていることを受け入れた男性は、生前の通夜を開催することに…。
もし「まもなく最期の瞬間が訪れる」と医師に宣告されたとしたら…。40代後半の男性が大きな夢を家族に明かしたこと、それを叶えるべく家族が努力していることを、『The Mirror』などイギリスのメディアが伝えた。
■余命を宣告された男性
イギリスで暮らすゴードンさん(47)は2021年4月に体調を崩し、急性骨髄性白血病と診断された。状態はかなり悪く「余命は約48時間」と医師団に宣告されたが、幹細胞移植を受け見事に復活したという。
しかし今月に入り再び体調を崩したため検査を受けると、再発が明らかに。すでに末期の状態で、余命はわずか数週と知ったゴードンさんはそれを受け入れ、次のステップを考え始めた。
■夢を叶えたいという思い
余命を宣告されたとき、ゴードンさんは大きな夢を2つ叶えてから死にたいと考えた。その1つは、21年も交際してきた恋人オードリーさん(53)と結婚することだ。
しかし体調が悪化し時間もないことから、家族は自宅で結婚式を挙げられるよう急いで手配。家を風船で飾りケーキも用意し、家族と親しい友人たちだけを招いて式を挙げた。