書店の本棚、一冊だけ妙な本が… 「あるはずのない正体」にツッコミ相次ぐ
書店の文庫コーナーで「あるはずがない存在」と遭遇。その光景に、反響の声が寄せられているのだ…。
通販サイトでの買い物が主流となり、電子書籍の発展目覚ましい現代では「しばらく紙の本に触れていない」という人も多いはず。だが、書店や図書館でしか味わえない「活字に囲まれている」という感覚は、何ものにも代えがたい存在であることは間違いない。
ツイッター上では以前、書店の文庫コーナーで遭遇した、まさに「違和感が仕事しない」光景が話題となっていたのをご存知だろうか。
■一冊だけ妙な本が?
注目を集めていたのは、ツイッターユーザーのホールデンさんが投稿した一件のツイート。
「書店員さんも疲れていたんだと思う」とつづられた投稿には、書店で撮影したと思しき書架の写真が添えられており、背表紙から「新潮文庫」のコーナーであることが伺える。
商品は五十音図に則った著者の名前順に並んでおり、写真内ではユゴー、ランボー、ルソーらの著作が続いていることから、海外文学の「ヤ行」「ラ行」のコーナーだな、とピンとくるのだが、よくよく見返すと一冊だけ妙な本が…。
こちらは後に映画版がヒットを記録する『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』で、著者名は「リリー・フランキー」…。
■この間違いは仕方ない?
書店や図書館、CDショップなどで、商品が著者、作者、アーティストらの名前順(五十音順、アルファベット順)に並んでいるのは一般的な光景。店舗の規模にもよるが、多くの店舗では「国内文学と海外文学」「邦楽と洋楽」といった具合に、コーナーが分けられているのが主流である。
しかし中には、思わず外国人と錯覚してしまう国内の著名人も少なくなく、そうした背景もあって、今回はリリー・フランキーの著作が海外文学の書架に紛れてしまったのではないだろうか。
なお、こちらの光景には「さらなるツッコミどころ」が潜んでいることにお気づきだろうか。