大やけど負った息子を両親が養育拒否 母親は転居し父親は寄付金を持ち逃げ
かわいい我が子を捨てた両親。父親は人々の善意をも踏みにじった。
■母親も育児を放棄
息子を火に落とした母親はかねてより精神的な問題を抱えていたため、親としての責任をやはり放棄。病院にいる息子を放置し、結婚前まで暮らしていた土地に転居したという。
事情を知った隣人は息子を放ってはおけなくなり、病院に通っては様子を見ているとのこと。また自治体も同情し、治療に必要なお金の一部を支払ったと伝えられた。
■父親の早期発見なるか
治療にあたっている医師たちによると、息子の状態はずいぶん落ち着いているという。回復も可能だとみられているが、退院してもどこで誰に育ててもらうのかなど、問題は山積みだ。
そこで、せめて父親を探し出そうと自治体でも行方を追っている。また事情を知った警察も捜索に乗り出したというから、早期発見に至る可能性もある。
息子を捨て、村人をも裏切った父親。善良な人たちのおかげで決して孤独ではないというが、息子はあまりにも悲しい運命に翻弄されている。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)