大やけど負った息子を両親が養育拒否 母親は転居し父親は寄付金を持ち逃げ
かわいい我が子を捨てた両親。父親は人々の善意をも踏みにじった。
まだ小さな赤ちゃんが大やけどを負ったにもかかわらず、両親は養育を拒否。ひどい逃げ方をしたが地域の住民たちが立ち上がったことを、『AsiaOne』などの海外メディアが報じている。
■突然の悲劇
2月28日の晩のこと、中国・雲南省で暮らす母親が息子(1)を抱いたままストーブの近くで過ごしていた。
すると母親はてんかんの発作を起こし、そのまま卒倒。母親の腕から熱い火の上に転がり落ちた息子は、両耳、両目、手を含む全身にやけどを負い病院に搬送された。
■経済的支援を得た両親
父親は農夫として働いていたが、生活はずいぶん苦しく、息子の治療費をかき集めることは困難だった。回復までの期間を考えると、相当な額が必要になる。そう考えた父親が支払いを拒否したことから、同じ村で暮らす人たちが寄付金を募り始めた。
それによりある程度のお金が集まったにもかかわらず、父親は感謝するどころか、善意の寄付を持ち、姿をくらませた。