マクドナルドがロシアで一時閉鎖 ハンバーガーを冷蔵庫いっぱい詰め込む人も
マクドナルドが一時的に食べられなくなることを知り、ストック確保に走る人や高値で転売する人まで現れる騒動に。
ウクライナへの侵攻をめぐり、欧米企業が次々とロシアでの期限を定めず店舗を閉鎖することを発表している。そんな中、お気に入りのファストフードが手に入らなくなることを知ったロシア国民が取った行動が話題を集め、『Mirror』『Dailymail UK』など海外メディアが報じている。
【動画】最後のマクドナルドを求めてドライブスルーにできた長い車列
■マクドナルド騒動
ロシアのウクライナへの侵攻が続く中、マクドナルド社は8日、ロシア全土にある全店舗を一時的に閉鎖することを発表。このニュースが報道されると、ロシア国内に850もあるマクドナルド店舗に人々が殺到する事態となった。
TikTokに投稿された動画では、ロシアでしばらく食べられなくなるマクドナルドの商品を求めて、雪が舞う中ドライブスルーに並ぶ長い列が映し出されている。
■オークションで高額取引
その一方で、マクドナルドの一時的な閉鎖を商機と捉えた人々がマクドナルド社商品をオークションサイトに出品し、目を疑うような高価格で販売しているという。
ロシアのオークションサイト『Avito』では、ハンバーガーセットが入った袋そのままを「まだ温かい」と販売しようとする人や、ソース類のみを販売する人などさまざまだ。またビッグマック単品を250ポンド(約3万8,500円)で販売しようとする強者も存在している。