見た者をしびれさせる“本の回廊”  「4年後に辞める」と店主が明かす理由とは

ツイッターに投稿された1枚の写真が話題に。地元でも知る人ぞ知るこのお店はなぜできたのか…。

2022/03/14 05:45

愛知の古書店

上を見ても、左を見ても、右を見ても、見渡す限りすべて本──。

ツイッターに投稿された、本の世界に吸い込まれたような感覚になる一枚の写真が話題になっている。この写真が撮られたのは、愛知県にある小さな古書店。店主は定年後に店を開いたという。店主に店に対する思いを尋ねると、「あと4年で辞める」と驚きの答えが返ってきて…。

【写真】「本の世界」と錯覚するお店の中は…


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■地元でも知る人はわずか

この書店の名前は「千代の介書店」。地元でも知っている人は少なく、ひっそりと営業している。そんな書店が話題になったのは、3月7日にツイッターユーザー・守屋華那歩さんがツイッターに投稿したことがきっかけ。

古本がびっしりと並んだ店内の写真は、3月11日18時時点で約4万件リツイート、約20万いいねが入り、話題に火がついた。

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■店主との思い出を語る声も

この投稿に対して、ネット上では「ただ本・本・本がある空間にしびれた」「司馬遼太郎記念館みたい」「本が多いけど、清潔感がある」と圧倒される声が続出。

一方、地元の人たちからは「20年以上前、学生だった私にたくさんの歴史小説を与えてくれた」「ここの店主に本のおもしろさを教えてもらった」「店主がすごく優しい」と店主の思い出を語る声も多かった。

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