橋下徹氏、ウクライナ紛争の仏独露会談に疑問 「政治ではなく政治運動」
橋下徹氏がフランスとドイツがロシアに電話会談をおこなった報道を受け、持論を述べた。
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が13日、自身の公式ツイッターを更新。ウクライナへ向けた侵攻を続けるロシアに対しフランスとドイツがおこなった会談の結果を受け、持論を述べた。
■仏独露で電話協議も難航
フランスのエマニュエル・マクロン大統領とドイツのオーラフ・ショルツ首相が12日にロシアのウラジーミル・プーチン大統領に1時間半の電話会談。
マクロン大統領らはウクライナの港湾都市マウリポリの解放、電気や水を停止するなどの人権侵害をやめるように求めたものの協議は難航したという。マクロン大統領とショルツ首相は10日にもロシアの停戦を求めて電話での協議をおこなっている。
■新聞報道を受け持論で批判
橋下氏は電話会談について報じた新聞メディアの記事を取り上げ、「仏独首脳がやっているのは政治ではなく政治運動。政治運動は自分の言いたいことを言うだけ。今のプーチンに戦争を止めろ! と言うだけで停戦になるわけがない」と批判した。
続けて「政治とはお互いのメリットデメリット、譲れるものと譲れないもの、犠牲と譲歩をテーブルにすべて出して均衡点を探る妥結だ」と政治の意味について持論もつづっている。
■妥結の主張に厳しい意見も
橋下氏の意見を受け「ロシアが化学兵器、戦術核を使う前に交渉を完了したいですよね」「そろそろ落とし所を探るときでしょうね」と同意する声。
また妥結を主張する橋下氏に「それがお互い譲れないからこうなってるんですよね?」「それをやり続けて無理だったから戦争になったんちゃうの」といった厳しい意見も多かった。
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(文/Sirabee 編集部・綾崎 かなめ)