「3歳娘とファストフードを週3回食べる」 外食推奨の母親に賛否両論
子供がごはんを食べないと悩むよりは、好物を出した方がお互いにwin-winという人も。
このたび「3歳の娘と週3回ファストフードを食べるている」と告白した女性が、Facebookの掲示板で賛否両論を巻き起こした。イギリスの『The Sun』や『Daily Mail』が報じている。
■母親の告白が炎上
仕事や遊びの予定があまりに忙しいと、料理ができないほどクタクタに疲れてしまう日もある。また子育て中の親は、つい子供の好物ばかりを献立に選んでしまいがちだ。
そんななか、3歳になる娘がいるオーストラリア在住のロカさんという女性が、このたびFacebookの子育てママのグループで「娘はフライドチキンやナゲットが大好き。うちは週3回ファストフードを食事にしているの」と告白した。
■「一応は他の料理も…」
ロカさんの告白に、コメント欄は賛否が大きく分かれた。ロカさんは「自宅でも作れたら…」と思い、フライドチキンやナゲットを作ってみたことがあるが、娘は食べてくれなかったと説明。しかし、Facebookアカウントは炎上し始めた。
ロカさんはさらに「一応、健康のことも考えて、ズッキーニのフリッターやボロネーゼパスタなど、他の料理も一緒に出している」と強調し、そのうえで「これは多いでしょうか。みなさん、ファストフードの利用回数はどんな感じですか」と尋ねている。
■外食に賛成と反対の声
彼女を擁護する人たちからは、「完璧な母親でいる必要なんてない」「外食に頼っても罪悪感なんて感じる必要ない」「やっぱり外食は美味しい。子供たちがよく食べてくれるのは事実!」といった意見が寄せられた。
だが「幼い子供には週1の外食でも多いと思う。3回なんて信じられない」「外食が美味しいのは、塩分、飽和脂肪、化学物質などがたくさん含まれているからよ」といった反対意見もある。
なお、3歳までの子供の1日あたりの塩分摂取量は、ナゲット2個分に相当する「2グラム以下」が理想だそうだ。
■お菓子が食事代わりの人も
塩分や脂肪分だけでなく、現代は糖分の摂り過ぎが問題になっている家庭も少なくない。
Sirabee編集部が全国の10~60代の男女1,733名を対象に調査を実施したところ、全体の33.7%が「食事代わりにお菓子を食べることがある」と回答した。どの年代でも女性の割合が高いようだ。
疲れると甘い物が食べたいという意識が働いて、今日のごはんはお菓子でいい…となってしまうのだろう。ときには自分を甘やかすことも、男性より女性のほうがうまいのかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)
対象:全国10代~60代の男女1,733名(有効回答数)