『スッキリ』ナヲ、小児病院への空爆に悲痛… 涙ながらに訴えた言葉に反響

空爆を受けたウクライナの状況をVTRで目の当たりにしたナヲ。涙を拭いながら訴えた言葉に多くの反響。

2022/03/11 12:30

マキシマムザホルモン・ナヲ

11日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)に、マキシマム ザ ホルモンのナヲが出演。ロシアによる軍事侵攻により、戦渦にいるウクライナの子供たちを取り巻く環境を見て、「子供が何したんだ」と涙ながらに訴えた。


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■産科・小児科病院が攻撃を受ける

今月9日、ウクライナ・マリウポリにある産科・小児科病院がロシア軍からの空爆を受け、これまでに少女1人を含む3人が亡くなったことが報じられている。

番組では、怯えながら「ママは?」と母親を求める少年の姿や、出産間近の女性が負傷し、担架で運び出される様子、院内には破壊された病室や新生児用の保育器などが散乱する様子など、攻撃を受けた直後とみられる現地の映像も公開された。

軍事侵攻が激しさを増すマリウポリでは、9日間で1,207人の民間人が犠牲になったとも報じられている。

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■子供だけで国外避難をするケースも

親元を離れて子供たちだけで国外へ避難するケースも出てきており、番組では、ウクライナ南部のザポリージャから、隣国のスロバキアまで、約1,100kmを1人で避難したという11歳の少年についても取り上げられた。

少年はリュックとパスポートを持ち、自分の手にスロバキアにいる親戚の家の電話番号を書いて国境まで来たそうで、スロバキア政府は「その笑顔と勇敢さ、強い決意で、少年は全ての人を魅了しました。本物のヒーローに値します」と少年を称賛。

この他にも、同番組の取材に応じた、ポーランドで避難民の支援を行なっている男性からは、「11歳の子供が、弟と妹を連れて国境を超えてきたという話も聞いた」とも伝えられた。

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■ナヲ「どんな気持ちで逃げて…」