志らく、『R-1グランプリ』名前の由来を語る 「Rは“落語”からきている」
志らくが『R-1』の由来に触れ、決勝に残った“ZAZY”と落語の芸風の違いを解説した。
落語家の立川志らくが7日、自身のYouTubeチャンネル『志らくチャンネル』を更新。『R-1グランプリ2022』の優勝者「お見送り芸人しんいち」と、ファイナリスト「ZAZY」について語る動画の中で『R-1』の名前の由来について明かした。
■『R-1』の名前について語る
冒頭から志らくは「漫才のナンバーワンを決めるから“M-1”、Rは落語のナンバーワンなんですよ、本来」と『R-1グランプリ』の名前の由来について触れる。
それが回を重ねるうちに“ひとり芸”と捉えられるようになったため、今のピン芸人ナンバーワン決定戦としての『R-1』の形になったようだ。
落語と『R-1』の関係について「決勝にひとりも落語家が出てないのは、情けないなって」「才能は全部、他のお笑いに持っていかれちゃったのかなぁ」と、志らくはつぶやくように語る。
■ZAZYに「落語とは対極的」
仕事の関係で『R-1』のネタを全部見ることができなかったという志らく。そんな中で1回戦と決勝戦で見た「お見送り芸人しんいち」と「ZAZY」について魅力を語っている。
続けて志らくはZAZYについて触れるなかで、「あれだけの量をものすごいスピードでやられると見ている側はどんな状態になっちゃうかというと思考ストップする」と解説。その芸風は「『R-1グランプリ』なんだけど落語とは対極的」と感じたようだ。
その後も志らくは「落語とは思考ストップをさせないために語りながら観客の中に映像を浮かばせるんですよね」とZAZYの芸と落語の違いについて語った。