『なんでも鑑定団』に千利休のお宝が登場 切腹の謎につながる歴史的大発見か
8日放送『なんでも鑑定団』に千利休にまつわる驚きのお宝が登場。本物ならば歴史的発見となるが、鑑定結果やいかに…。
■衝撃のお宝が登場
同番組では、さまざまな人が持っている「お宝」を専門家が鑑定し、値段で評価。司会を務めるお笑いタレントの今田耕司とフリーアナウンサーの福澤朗が、鑑定の行方を見守る。
高価だと思われたものが二束三文だったり、意外なものに高値がつくなど、依頼人とともに手に汗握る瞬間が見どころの同番組だが、8日の放送には、「千利休」にちなんだ衝撃のお宝が登場し、スタジオ騒然となる。
お宝が「千利休の書簡」だと聞いた今田は、「いやいやいやいやいや、ビッグネームすぎですね!」と全く信じていない様子。しかし、利休が切腹を命じられた諸説の中に、この書簡の内容に繋がるものがあると知ると、「内容が、本当に利休が書いたものじゃないですか!」と驚きの声をあげる。
■切腹の理由につながる内容
千利休が豊臣秀吉に突如切腹を命じられて自刃したのは1591年のこと。その理由については、「天皇や秀吉がくぐる大徳寺の山門の楼上(ろうじょう)に千利休の木像が安置されていた」「不当な高値で茶道具を売買していた」など、いくつか説があるが、真相は未だ不明だ。
今回の依頼品「千利休の書簡」には、晩年の利休が知人のために貴重な茶道具の用立てをお願いする内容が記されており、「利休が目利きをしたものであればほしい」という人がいる状況がよくわかる。本物であれば「不当な高値で茶道具を売買していた」という利休切腹の理由につながる。はたして鑑定結果は…。