シドニーにエイリアン現る? 雨上がりの路上に横たわる生き物の正体は…

オーストラリアの生物学者もお手上げ。「シドニーに現れたエイリアン」のミステリアス度は、ますますアップしている。

水たまり・雨上がり

オーストラリアでこのほど、ジョギング中の男性が路上に横たわる硬貨サイズの奇妙な生き物を発見した。SNSで「これはいったい何なのか」と問いかけても誰もわからず、専門家も首をかしげるばかりだという。

【画像】シドニーの路上で発見された珍しい生き物


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■雨上がりの路上に…

ニュー サウスウェールズ州シドニーのマリックビル地区で先月28日朝、大雨が上がった後の路上でジョギングをしていたハリー・ヘイズさんという男性が、珍しい生き物を発見した。

足元でにぶく光る、表面がヌルッとした円形のそれは、Instagramで公開された動画からは、硬貨ほどのサイズであることがわかる。

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■生き物の胚か

本体からは長い鼻のようなものが1本出て、丸みを帯びた体にまとわりついている。黒がかったイエローメノウ(黄瑪瑙)のような色をしており、小さな木の枝で突くも反応がない。全体的に透明感があるため、何かの生き物の胚であることを思わせる。

ヘイズさんは帰宅後、さっそくInstagramで動画を公開。「不気味なモノを路上で発見したんですが、これは何だと思いますか」と問いかけると、990を超える「いいね」が付いている。

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■生物学者から回答なく…

コメントは340件を超え、人々はそれを「シドニーに現れたエイリアン」と呼ぶように。サメの胚だ、イカの胚ではないか、突然変異のオタマジャクシだと思う、など多くの意見が寄せられた。

一方、海外メディアの『LADbible』がシドニー大学、ニューサウスウェールズ大学に連絡し、この生き物の正体について質問したが、これといった答えを得られずにいる模様だ。


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■学者も「誰か教えて」

注目が集まっているのは、エリー・エリッサさんという生物学者の反応だ。彼女は最初、オーストラリアに生息する小型動物のポッサムやモモンガの胚だと考えたという。

ところが、あれこれ図鑑、文献、資料などと照合してみたものの、どうもしっくりこない。同僚に尋ねても誰もが首をかしげたそうだ。

そこでエリッサさんは、Twitterのアカウントから世界の仲間に向けて「これは何かの胚だと思うんですが、わかりますか?」とツイート。これを機に、「シドニーに現れたエイリアン」のミステリアス度は一気にアップした。

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■路上で発見されたその謎の生き物

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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ

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