ウクライナに向かった志願兵が心境を告白 「父・夫としての役割は終わった」
危険を承知で、戦おうと決心。ウクライナに行く人たちの思いとは…。
ロシアの軍事侵攻により、とても苦しく不安な日々を過ごしているウクライナの人たち。その人たちを救いたい一心で志願兵となったイギリス人たちにつき、『The Sun』など海外のメディアが伝えている。
■外出しそのまま渡航へ
イギリス出身のある男性は、妻に「バードウォッチングに行ってくるよ」と伝え外出した。しかし実際の目的地は山でも森でもなく、なんとウクライナだった。
メディアの取材に応じた同男性は元軍人で、子供は2人いるとのこと。「僕が今どこにいるのか知ったら妻はショックを受けるでしょうね」。そう話す男性は、なぜ渡航を決意したのかにつきメディアに明かした。
■「家での役割は終えた」と主張
志願兵となった理由を聞かれた男性は、「ウクライナ軍は圧倒された状態です」とコメントし現地の状況を気にしていることを示唆した。
さらに「マイホームローンも完済したし、子供2人も成人です」「夫としても父としても、すべき事はし終えました」と話し、「僕のような経験がある人間(元軍人)を、ウクライナの人たちは必要としています」と述べた。