ここ最近注目される「ルッキズム」 法的に問題となるケースを弁護士が解説
ここ数ヶ月の間で、注目されている「ルッキズム」という言葉。弁護士が解説。
ここ最近、「ルッキズム」という言葉が注目されています。法的に問題となるとすればどんなケースがあるのか、本記事では弁護士が解説しています。
■ルッキズムとは
近年登場した「ルッキズム」という言葉。外見至上主義を意味する「looks+ism」の造語で、この“イズム”というのは、セクシズム(性差別)、レイシズム(人種差別)などの言葉にも使われているように、差別的な意味を持ちます。
「ルッキズム(外見差別)」という新しい概念の言葉が登場し、イズムがついているということは、外見について指摘することは差別であり、“やってはいけないこと”に認定されたということです。
■プロゲーマーの炎上騒動でも注目
最近では、プロeスポーツチームに所属していた選手が、身長が170cm以下の男性について「人権ない」などと発言したことが、インターネット上で炎上騒動へと発展。
当該選手はチームとの契約は解除となり、自身の発言についても謝罪している。