携帯電話を手放さず何時間もチャットに夢中な妻 口論の末に夫が絞殺
8年前に結婚した夫婦には6歳の子供が。しかし妻はスマートフォンに夢中で、会話は全くなかった。
携帯電話に夢中で、いつも誰かとチャットしていた妻。仕事から戻った夫は、妻に話しかけてもろくな返事が戻ってこないことにいらだちを募らせ、ある日妻と激しい口論に…。インドで起きた悲劇的な事件の話題を『The Prevalent India』『LatestLY』などが報じている。
■犯行後、警察署に自首
事件はインド・ウッタルプラデーシュ州ウナオ地区の民家で起きた。アルンと名乗る男がハサンガンジ・コトワリ警察署に現れ、「妻の首を絞めて殺した」と犯行を自首したという。
アルン容疑者は妻のアーティさんと8年前に結婚。服の仕立て屋として自宅近くのある店で働き、ふたりには6歳の子供がいた。
■誰かと何時間でもチャット
警察の取り調べに対し、アルン容疑者は「妻は携帯電話に依存し、チャットに夢中で何時間経ってもやめないため、いつもイライラさせられ、けんかが絶えなかった」と話した。
今回は誰とチャットしているのかと尋ねて口論になり、ある瞬間に激高して妻の着衣であるサリーを手に取り、その首に巻いて絞めたと説明しているという。
■「スマホがないとダメ」3割以上
Sirabee編集部が全国10〜60代の男女1,732名を対象に調査したところ、「スマートフォンがないと生きていけないと思う」と回答したのは全体の34.5%だった。
多くの人がニュースなどの情報収集、好きなサイトの閲覧、ゲームやSNSなどを携帯電話で楽しんでいる現代。しかし依存症が疑われるレベルでは、それが原因で周囲との人間関係が崩れてしまうことがあり、心療内科などでの相談が必要になってくるという。
■会話が減った夫婦
仕事から戻った夫は風呂、メシ、寝る。空いている時間は新聞、ネット、テレビ。一方の妻も携帯電話をいじってばかり。結婚生活は本来もっと楽しくあるべきもの…というのは理想論で、「うちもそんな感じ」と言う夫婦は多いのではないだろうか。
この事件は口論が激高した極端な例だが、結婚相手や交際相手はつまらない思いをしているのかもしれないと考える、気遣いは大切だろう。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)
対象:全国10代~60代の男女1,732名 (有効回答数)