60代女性が団地で孤独死 50回超の通報の果てに死後2年たつ遺体が発見

家族とも隣人とも、接触はゼロ…? 孤独死していた女性は、まだ60代前半だった。

■隣人らのコメント

この件が報じられ、遺族や同じ建物で暮らしていた人たちは、大変なショックを受けているもようだ。

隣人たちはメディアの取材に応じ、「帰宅するたび、私の部屋でも50匹ほどのハエが死んでいました」「ひどい臭いだったので、ドアの下にもタオルを敷き詰めたほどです」とコメントしている。

過去には警察にも相談したというが、その時には「コロナ禍なので(感染予防の目的で)外国に引っ越したのかも…」と言われたことを明かした。


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■「孤独死の危機を感じる」約3割

Sirabee編集部が全国の10~60代の男女3,140名を対象に調査した結果、全体の29.9%が「孤独死の危機を感じている」と回答した。

孤独死の危機を感じている人の割合

引きこもり、離婚、配偶者との死別、家族との関係悪化などが原因で、孤独死する人は決して少なくないという。

だが普段から地域住民と交流する、また自治体のサービスを利用するといった方法で、孤独死を防ぐことができるかもしれない。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年12月11日~2020年12月18日
対象:全国10代~60代の男女3,140名 (有効回答数)

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