「2人の息子は双子じゃないけど同い年」 ある母が明かす驚きのトリックが話題に
母子の健康や安全な育児を考え、次の子の誕生は、少なくとも18ヶ月ほど後が理想だとする専門家も…。
「双子ではないけれど、息子2人は同い年なの」と話す女性は、超多忙な子育てママ。彼女の妊娠にまつわるトリックが今、大きな話題を呼んでいる。イギリスの『The Sun』やアメリカの『Daily Advent』が報じた。
■世間は「どういうこと?」
イギリス・ウスターシャー州のドロイトウィッチに暮らす、クロエ・アリーズさん(26)。彼女には、夫のショーンさん(34)との間に2人の息子がいる。
その子たちについて、このたび「双子じゃないけれどふたりは5歳。同じ年齢なのよ」と明かし、世間を「どういうこと?」「そんなこと可能なの?」と驚かせている。
■すぐに2人目が欲しくて…
長男のエズラくんが誕生したのは、5年前の2016年2月。予定日より6週間早く産まれ、長い間をロイヤル・ウスター病院の新生児集中治療室で過ごさなければならなかった。
先に退院したクロエさんは、毎日30分かけて徒歩でエズラくんの元へ通ったが、そんな中で「すぐにでも赤ちゃんがもう1人欲しい」と感じるように。「夫にメロメロだったしね」とメディアに打ち明けている。
■夫婦は再び子作りへ
退院する際、医師からは「性行為は産後6週間たってから」と注意を受けていたにもかかわらず、早速子作りに励んだというクロエさんとショーンさん。すると出産からわずか数週間後、エズラくんの本来の出産予定日だった頃に、第2子の妊娠が発覚した。
当時の様子について、クロエさんは「1人目はなかなか授かれなくて、エズラを妊娠するのに5ヶ月もかかったの。だから、こんなにも早く2人目を授かるなんて思ってなかったわ」と振り返っている。
■看護師もびっくり
再び妊娠が発覚し、幸せいっぱいだったクロエさん夫婦。エズラくんを出産した病院へ検診に行くと、看護師たちは目を丸くしたが、同年12月には次男のエリヤくんが無事誕生した。
大喜びしたクロエさんだが、唯一の心残りはエズラくんに母乳育児ができなかったこと。「産後すぐに妊娠してしまったから…」と話している。子供ふたりは現在そろって5歳だが、学年では1学年差がある。エズラくんは自閉症と診断されており、特別支援学校に通っているという。
■ふたりの成長が一番の幸せ
クロエさんは「ふたりが小さい頃は、絶えずどっちかが泣いてオムツを替え、常にミルクをあげている状態で、ほとんど眠れずゾンビ状態だった」と話す。
また車を運転しない彼女は、2人用の大きなベビーカーで公共交通機関を利用していたが、「それが一番大変だった。だからあまり外出させてあげられなくて、今でもちょっと罪悪感があるわ」とも話している。
だが、そんな大変な時期もあっという間に過ぎて行った。兄弟がよく遊んでけんかをし、双子のように仲良く寄り添いながら学び、成長していく姿を夫婦で眺めることが、現在の一番の幸せだという。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)