三木谷会長、ウクライナ大統領との写真を公開 「本当に心が痛む」と訴え
楽天の三木谷浩史会長が、ウクライナへの軍事侵攻に悲痛な思いを吐露。日本政府に「毅然とした態度を」と訴える。
楽天グループの三木谷浩史会長が25日、自身のツイッターを更新。ロシアによるウクライナへの侵攻を受け、悲痛な思いをつづった。
■大統領は首都に留まる意向
ロシア軍は24日、ウクライナへの軍事侵攻を開始。首都・キエフなど各地の軍事施設を空爆したほか、地上部隊も侵入し、民間人も含め130人以上が死亡したと報じられた。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、25日に公開したビデオメッセージで「敵は私を第一の標的に定めた。私の家族は第二の標的だ」と述べ、ロシア軍がキエフに向けて進軍する中で、「私は首都に留まる。家族もウクライナにいる」と話している。
■日本政府に「毅然とした態度を」
三木谷氏は、笑顔を浮かべるゼレンスキー大統領と並んで写っている写真を公開し、「キエフにて撮った写真です。美しく平和で民主的な国が、このようなことになるとは、本当に心が痛む」とツイート。
岸田文雄首相はこの日の朝の会見で、ロシアへの追加の経済制裁として、資産凍結やビザ発給の停止、半導体の禁輸などを打ち出しており、三木谷氏は「日本政府も毅然とした態度を取ってもらいたい」と訴えた。
また、インスタグラムにも同じ写真を投稿し、英文で「この状況が起こるとは想像もしていませんでした」とつづっている。