レギンスの下にパンツをはくのをやめた女性 「すべて絶好調」と語るわけとは
女性は「この快適さを覚えたら、レギンスの下にパンツをはく暮らしには戻れない」と話している。
パンツをはく、はかないは自由。締め付けのないフリーな感覚がいいと、寝るときにパンツをはかない人もいるそうだ。
『The Sun』などによれば、イギリスのある女性が今、素肌の上にいきなりスポーツ用のレギンス(スパッツ)をはくことを提唱しているという。
■常にスポーツウェアで
「私は、日中のほとんどの時間をスポーツウェアで過ごしていますが、下着のパンツははいていません。これ、すごくいいですよ」。そう告白して注目を集めたのは、イギリス・ハートフォードシャー州リックマンズワースに暮らすステラ・サトクリフさんだ。
コロナ禍での健康維持を考えランニングを始めたステラさんは、2020年5月からスポーツ用のレギンスの下に、下着をはかないことにしたという。
■洗濯物の量が減る
ステラさんは男女共同参画社会の実現を目指す活動家で、7歳と4歳の子を育てる母親だ。
メディアの取材に「毎日とにかく忙しい私ですが、パンツをはかないことで洗濯物が減りました」「下着選びのための時間もお金も不要で、気持ちも楽です」と話している。
最初は笑っていた友人もいつしか彼女に倣い、日々スポーツウェアで過ごしながら、パンツをはかない暮らしを好むようになっているそうだ。
■パンツをやめた本当の理由
ステラさんがそれを試みた本当の理由は、じつは良い下着をなかなか見つけられないことにあった。
レギンスの下にパンツをはくと、ショーツラインが見えてしまう。高価なものを購入しても同様で、走っているうちに片方のラインが上がってくることも、避けられなかったそうだ。
そこで「レギンスは吸湿発散性に優れているし、下着選びで苦労するくらいなら、いっそのこと…」と、ある日パンツをはかずに走ったところ、感覚も快適、走りも軽快だと気づいたという。
■「救急隊員は驚いちゃうかも」
週4回のランニングで体重も減り、マンチェスター・マラソンの完走で大きな自信がついたステラさん。現在は、10月に開催されるロンドン・マラソンへの準備を進めている。
唯一の心配は、転倒などで救急車が呼ばれる事態になること。ステラさんは「下着をはいていないとわかったら、隊員たちは驚いちゃうかも」「でもそれに気を取られず、ちゃんと処置と搬送に集中してもらわないとね」と話している。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)