15歳少年がインターネットの使用を禁じられ逆上 猟銃で家族3人を殺害
家族を殺し、遺体に囲まれ数日過ごした息子。逮捕はされたが、落ち着き払っているという。
まだ15歳。とはいえ思春期で難しい年頃の少年が家族に強い殺意を抱き、実際に殺害してしまうという事件が起こった。少年が逮捕されるまでの経緯を、『The Sun』など海外のメディアが報じている。
■両親を恨んだ息子
スペインで家族と暮らしていたある少年(15)が、両親に対しひどく腹を立て恨むようになった。
学校の成績が下がってしまったこと、また家の手伝いが不十分なことを理由に「スマホでのインターネット利用は禁止」と言われてしまったからだ。
勉強が苦手になり大事な試験にも落ちてしまった少年は、大事なゲーム機まで取り上げられたせいで逆上。「家族をぶっ殺してやりたい」とまで考え始めた。
■家族3人を次々と殺害
殺意を抱いた少年は猟銃を取り出し、まずは母親を射殺。それに続きたった10歳の弟にも銃口を向け、容赦なく射殺した。
その後しばらくして帰宅した父親が、2人の遺体を発見。ひどく驚き騒いだせいで、父親すらも少年に胸を撃たれ命を落としてしまった。
家族3人を殺した後、少年は遺体を始末することもなく自宅に滞在。両親と弟の遺体のそばで過ごしていたとみられている。